基本ルール解説
クロンダイクとは
戦略性 | 運要素 | 難易度 |
---|---|---|
重要 | 大きい | 普通 |
クロンダイクは、1人で遊べるトランプゲームのソリティアの一種です。
山札、場札(テーブル)、組札(ファンデーション)と呼ばれる場所が存在しており、組札の場所にAからKまでのカードを4つのマークごとにそれぞれ順番に重ねていくゲームです。
山札をめくる枚数を決めておくのですが、1枚めくりの勝率は約25%、3枚めくりの勝率は約9%程度です。
一般家庭に広く普及した「Windows」パソコンに「ソリティア」という名前でクロンダイクが付属していたため、このゲーム=ソリティアとして認識している人が多いです。
クロンダイクの名前の由来は、カナダの地域で、そこが発祥の地と言われています。
必要なカード枚数とプレイ人数
必要なカード枚数 | ジョーカーを除いた52枚 |
プレイ人数 | 1人 |
プレイ時間 | 20分前後 |
おすすめの年齢 | 6歳〜 |
ゲームの目的・勝利条件
クロンダイクは、すべてのカードをスーツごとに順番に並べて組札(ファンデーション)に移動させることです。組札は、エースから始まり、2からキングまでの順にカードを積み上げていきます。
ゲームに勝つためには、すべてのカードをテーブルから基礎に移動させる必要があります。つまり、4つの基礎(スペード、ハート、ダイヤモンド、クラブ)それぞれにエースからキングまでのカードを正しい順番で積み上げることが勝利条件となります。
ゲームは、これらの条件を満たすことができれば勝利となります。ただし、すべてのカードを適切に移動させることができない場合、または動かすことができるカードがなくなった場合には、ゲームは失敗となります。
カードを並べる順序
組札と呼ばれる場所に、エースから始まり、2からキングまでの順にカードを積み上げていきます。
遊び方の手順
まずジョーカーを除く52枚のカードをシャッフルし、左から順に1枚、2枚、3枚、4枚、5枚、6枚、7枚となるように7列で裏返しに置きます。残りのカードは一つにまとめて山札として置いておきます。このとき、組札用のスペースを4つ分確保しておきます。
場札の各列先頭の1枚だけを表向きにします。
場札の表向きのカードを移動させていきます。以下の移動のルールが存在します。
- カードは、数字が降順(K→A)、かつ色が赤黒交互になる場合のみ、移動させることができます。
- カードを移動させて裏向きだけになった列は、一番上のカードをめくって表向きにします。
- 移動させて繋がっている数字を動かす場合は、繋がっている分をまるごと移動させます。
- カードがなくなった列にはKを移動させることができます。
Aが出たら、組札の場所にマーク別に置きます。
組札の場所には、場札の表向きのカードを、同じマークかつ昇順(A→K)の場合に置いていくことができます。
場札に移動できるカードがない場合は、山札をめくります。
めくる枚数は、1枚〜3枚のルールが存在しています。1枚めくりの勝率は約25%、3枚めくりの勝率は約9%程度です。自分のレベルに合わせて決めましょう。
コツとテクニック
最初に山札をチェックする
最初に山札のカードを全てめくっていき、移動できるカードを移動させます。
組札から場札に戻す
組札を場札に戻すことで場札の組み合わせを増やすことができます。
よくある質問と回答
- クロンダイクで使うカードの数は?
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クロンダイクでは52枚のトランプカードを使用します。ジョーカーは使用しません。
- クロンダイクでの勝利条件は何ですか?
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全てのカードをスーツ(マーク)ごとに、昇順(エースからキングまで)で組札(ファンデーション)に移動させることが勝利条件です。
- クロンダイクで列が空になった場合、何を置くことができますか?
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空の列にはキングを置くことができます。
- クロンダイクで山札からカードを引く際、一度に何枚引けますか?
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1枚ずつめくるか、3枚ずつめくるかを最初に決めておくことができます。
- クロンダイクでカードが動かせなくなった場合、ゲームはどうなりますか?
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カードが動かせなくなった場合(スタック状態)、ゲームは終了。敗北となります。
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