基本ルール解説
トランプのピラミッドとは
戦略性 | 運要素 | 難易度 |
---|---|---|
少し | 大きい | 難しい |
トランプのピラミッドは、トランプをピラミッド状に並べ、そのカードを合計が13になるように組み合わせて消していくゲームです。1人用のゲームであり、運の要素が大きいゲームです。
ピラミッドソリティアとも呼ばれています。
クリアする確率は20〜30%程度です。
必要なカード枚数とプレイ人数
必要なカード枚数 | 52枚(ジョーカーを除く) |
プレイ人数 | 1人 |
プレイ時間 | 15分 |
おすすめの年齢 | 7歳〜 |
ゲームの目的・勝利条件
ピラミッド状に並べたカードをすべて取り除くと勝利となります。
遊び方の手順
トランプをシャッフルし、1段目から7段目まで、段ごとに1枚、2枚、3枚、4枚、5枚、6枚、7枚のカード、合計28枚をピラミッド状に並べます。1段目から6段目までは裏向きにして、7段目は表向きにしておきます。
残りのカードは裏向きに重ねて山札としておきます。
プレイヤーは、まず7段目の7枚を見て、マークに関係なく数字の合計が13になる2枚の組み合わせを取り除きます。
K(キング)は1枚のみで取り除けます。
山札からカードを1枚めくり、ピラミッドのカードと組み合わせて、合計が13になるようにします。合計が13になる組み合わせが見つかった場合は、そのカードをピラミッドから取り除きます。合計が13にならない場合は、山札からカードを1枚引きます。
重なっているカードがなくなった6段目のカードは、表向きにすることができます。
同様に、表向きになっているカードを組み合わせて合計が13になるものをどんどん取り除いていきます。
もし、ピラミッド内のカードで13になる組み合わせが作れない場合は、山札の一番上のカードを表向きにします。
そのカードとピラミッド内のカードで13を作ることができれば、取り除くことができます。
13の組み合わせが作れない場合は、表向きにした山札のカードは、捨て札として別の場所に表向きに積み重ねていきます。
そしてまた山札のカードを1枚表向きにします。
また、捨て札の山の一番上のカードで、ピラミッド内のカードと合わせて13にすることができれば、取り除くことができます。
ピラミッドからすべてのカードを取り除き、山札がなくなったら、ゲームクリアです。
ルールのバリエーション
トランプのピラミッドは、ルールに様々なバリエーションがあります。
同じマークや数字のカードは、組み合わせることができます。
ジョーカーは、任意の数字のカードとして使用できます。
ピラミッドの7段目のカードは、合計が13になる組み合わせが見つからなくても、いつでも取り除くことができます。
ジョーカーを使えるようにする
好きな数のジョーカーを山札の横に置いておき、どんな数字の代わりにもなるカードとして好きなタイミングで使えるようにします。
リディール
山札が0枚になった場合、捨て札を新しい山札にします。
その際、捨て札の順番は変えてはいけません。
ピラミッドのカードをすべて表向きにする
ピラミッドの1〜6段のカードすべてを表向きにすることで、難易度とゲーム性が大きく変わります。
捨て札も取り除いてクリア
捨て札もすべて取り除いて、はじめてゲームクリアとします。
その場合、山札と捨て札を組み合わせて13にしても良いという条件にします。
13ではなく14にする
取り除く組み合わせの条件を13ではなく14にします。
そうすることで、K(キング)を1枚で取り除くことができなくなり、難易度が上がります。
3枚以上でも取り除けるようにする
2枚ひと組ではなく、3枚以上でも13になれば取り除くことができるようにします。
コツ、攻略法
トランプのピラミッドには、以下のテクニックがあります。
端から取る
なるべくピラミッドの端の方から取っていくのがおすすめです。
同じ段のカードを取る
なるべく同じ段のカードを取ることで、上の段のカードを早く表向きにすることができます。
リディールありで練習する
山札が0枚になった場合、捨て札を新しい山札にする「リディール」というルールで練習を繰り返すことで、徐々に難易度を上げてもクリアできるようになっていきます。
よくある質問と回答
- トランプのピラミッドは何枚のカードを使いますか?
-
ジョーカーを除く52枚を使用します。
- トランプのピラミッドの勝率は?
-
20%程度です。
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